知能指数が意味すること

知能指数とは、知能レベルを数値化することによって、人の知的能力の程度を表す指標となるものです。
知能指数は知能検査やIQテストといった検査を行うことで、受検者の知能指数を測定することができます。
知能指数は企業の採用試験の際に学生の知能レベルを評価したり、企業が従業員の配属や適職の参考にするなど、一般社会では主に企業組織の人事活動において1つの情報として取扱われています。

参考とお断り:知能のことを一般にIQと表現する場合がありますが、IQはIntelligence Quotientのことで知能指数を意味する英語表記を省略したものです。 このページでは、解説及び表現の都合上、知能指数とIQを混在して使用していますが同義です。

では具体的に知能指数とはどのようなものか、ここでは日本を含め世界23ヵ国で活用されている代表的な知能検査「キャッテルCFIT知能検査」を例に知能指数について解説します。

 キャッテルCFIT知能検査

キャッテルCFIT知能検査は、検査時間40~50分程度で実施でき、その場で採点し、採点結果を知能指数に変換することで知能指数を得ることができます。
この検査方式で測定できる知能指数はIQ55~IQ183までです。
それ以上またはそれ以下のIQは判定できないのかと疑問に思う人もいるかもしれませんが、企業などの一般的な採用試験で知能検査を実施する場合は全員がこのIQの中に納まります。
それより知能検査についての多くの人の関心事は知能指数がどの程度あれば良いのかということです。
高校、大学といった学校受験においては偏差値がいくつ以上あれば、どこどこの学校をパスできるなど、ある程度一般化された基準がありますが、知能指数の場合はそのような基準は一般化されていません。
知能指数はどれだけの値があれば可とするか、それは検査の主催者側の考えや主催者側の独自の基準によって異なります。

知能指数の目安

ただし、1つの目安としては知能指数にはパーセンタイルがあるので、これを参考にして測定された知能指数がどの程度であるかを見ることができます。
パーセンタイルとは分位数や百分位数などと呼ばれますが、簡単に述べると、測定された値が一般的な集団において、その中の何番目の値か、何番目に位置しているかという指標となるものです。
パーセンタイルは1から100で表現され、仮に100人いる中でパーセンタイルが1という場合は100人中最下位、つまり一番低い値であるということです。
パーセンタイルが50であれば、それは中央値で上からも下からも50番目の値ということです。
知能指数の場合、パーセンタイル50である中央値はIQ100です。知能指数が100だった場合、一般集団の中において調度真ん中に位置する値ということです。
企業の採用試験や配属の際に知能指数を参考にしている企業では、採用条件の目安について独自のIQ基準を設けたり、職種の適性適職を判断する際は、職種やポストごとに必要なIQを設定している場合もあります。
こんな話をすると、知能指数が企業における絶対評価であると感じられる人もいるかもしれません。
多くの企業で知能検査が用いられていることは事実ですが、ここでは知能指数や知的能力に限って解説をしていることに注意してください。
知能指数は頭脳活動の総体的な能力を表すものですが、それは人間が保有している様々な能力の中の1つの側面に過ぎず、その他、情緒や行動特性といわれる性格、肉体的能力、精神的能力などとは異なるもので、知能指数は人間の総体的な能力を示すものではありません。


キャッテルCFIT知能検査は、学力ではなくその人の潜在能力を測定できます。

知能検査をおすすめする理由




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