YG性格検査の基礎知識(矢田部ギルフォード性格検査)
検査方針
YG性格検査は、心理学的観点から考案した方式で、人間の性格特性を正確に且つ客観的に測定する適性検査です。検査結果は被検査者の性格特徴の状態をグラフ化し判りやすく表現します。YG性格検査は人の性格状態をありのまま測定する検査であり、性格に優劣をつけるものではありません。
YG性格検査の特徴
YG性格検査は心理学的根拠に基づいた本格的で信頼性の高い性格検査でありながら、検査方法および採点方法は簡易で、初めて利用する方や専門的知識のない方でも実施できる性格検査です。さらに、検査にかかる時間的・経済的コストの負担も少ないため、企業等における人事管理に実用的な性格検査として利用されています。
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信頼性の高さ
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手元での採点が可能
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検査と採点の方式が簡易
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検査時間が短い
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コスト負担が軽い
YG性格検査の概要
YG性格検査(矢田部ギルフォード性格検査)とは、人間の性格を12の尺度から検査し、性格を形成する12の因子(尺度)について、その強弱の状態を測定する検査です。検査は検査用紙を用いて実施し、質問に対して、「はい・いいえ・どちらでもない」を選択して回答します。検査用紙には採点欄が付いていて、検査後、すぐに採点が行えます。検査結果として、「型判定結果」と「プロフィール表」が得られます。型判定によって性格特性のタイプ・傾向を掴め、プロフィール表(グラフ状)は性格特性の詳細と全体を視覚的に捉えることができます。
※YG性格検査を初めて導入される方は、検査結果の見方について書籍を参考にされることをおすすめします
発祥
J.P.ギルフォード(南カリフォルニア大学教授)が考案した性格検査モデルを矢田部達郎(元京都大学教授)、辻岡美延(関西大学名誉教授)、園原太郎(京都大学名誉教授)らが日本人向けの性格検査として構成し、妥当化、実用化を経て検査用紙が完成しました。
検査の信頼性
YG性格検査の信頼性は、統計学の相関係数を用いて信頼係数によって評価されています。YG性格検査の信頼係数は他の性格検査に比べても高い水準にあり、信頼性の高さが実証されています。信頼性及び妥当性について学術的に詳しく知りたい方はYG性格検査に関する研究書物でご確認ください。
活用されている範囲
YG性格検査は検査用紙が世に出て以来、企業・公的団体・病院・国家機関など、産業や教育、研究、臨床などの幅広い分野で用いられ、カウンセリングや特性把握、人事研究、採用試験などに利用されています。
検査の手順と所要時間
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検査用紙の配布
- 氏名など必要事項を記入、回答方法の練習 (所要時間5~10分)
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検査の実施 (所用時間15~20分)
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採点(所要時間3~5分)
YG性格検査は 495円/人 からできる適性検査です。
即日発送(平日15時まで)
送料無料(2500円以上で)
検査用紙は法人様限定販売です!
個人の方は
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