職場の良い人間関係づくりには適材適所が欠かせません
技術の発展により、仕事内容はどんどん変わりつつあります。今まで人の労力に頼っていたことは機械、人工知能が取って代わろうとしています。
現代において人に求められる最も重要な能力は人間関係性ではないでしょうか。
働きやすさの中で一番に上がってくるのは職場の人間関係です。
YG性格検査はその人の人間関係特性を
の3つの側面から知ることができる検査です。
人間関係特性を知るにはYG性格検査の12の尺度のうち、因子O,Co,A,Sの4つに注目してください。
因子O から客観的であるか主観的が強いかが判定できます。
因子Co から協調性を判定できます。
因子A から支配的なのか服従的なのかが判ります。
因子S から社交性が内向きなのか外向きなのかが判ります。
単一の因子だけで見るのではなく、関係性の強い因子を合わせて判定することでより明確に判ります。
例えば、因子OとCoの両方の点が低いと、人に対して開放的で協調し合う、人付き合いがよいことが判ります。
逆に因子OとCoの両方の点が高いと思い込みがあって空想的・非現実的です。人に対して嫌悪感があり、閉鎖的で自己の世界に閉じこもります。
因子AとSも関係性が強く、あわせて見ることでその人の社交性が判定できます。
因子AとSの両方の点が低いと、温和で人に従い、目立たず独りで居ることをを好みます。
逆に因子OとCoの両方の点が高いと人中を好み、派手好き、音頭を取りたがります。
その人の性格を知り、適材適所へ配置することがチームワークづくり、職場の人間関係づくりには大切です。
(長谷川好宏著 「YGテスト入門」より)
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