仕事の効率は性格に左右されます
人は性格によって行動のとり方が異なります。
行動特性を見る
YG性格検査を利用すれば、主体性・活動性・計画性がわかり、長所短所から
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仕事のスピードが速い人
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フットワークがある人
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積極的な人
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几帳面な人
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温厚な人
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従順な人
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依存的な人
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消極的な人
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人に任せられない
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衝動的な人
などが判ります。YG性格検査は適性を知ることができる検査です。
行動によって仕事の向き不向きがありますから、人材の採用、配属において、面接前に適性検査としてYG性格検査を利用すればミスマッチを防げます。
また、行動は生まれ持った性格ではなく、その人の生き方、姿勢、心構えで変化します。
社員の性格をよく知り、能力の発揮を促す育成もYG性格検査を利用すればできます。
YG性格検査の因子G,R,Tをプロフィール表から位置関係を見ます。3つの座標値の大小を読み取ることによって行動特性を4つの行動に判定できます。
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熟慮的で深い考えから計画性のある行動
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思い切りの良い行動
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自ら決断せずまわりに順応した行動
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考えが浅く思いつきの行動
合理性・客観性だけでなく考えの浅い人・深い人が判る
YG性格検査を利用すれば知的活動特性が判ります。
知的活動特性とはあまり耳慣れないことばですが、これは、どのような判断、考え方をするかということです。人は同じ出来事があっても同じように受け止め判断するとは限りません。現実を冷静に見つめ、理性的・合理的に判断する人もいれば、情緒的で感情が優先する人もいます。
因子C、因子Oの点数から
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客観的に柔軟な判断をする人
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空想的でアイデアに富む人
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信念が強い人
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信念が強すぎて自己中心的な人
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信念がなく妥協しやすい人
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などの知覚特性が判ります。
意思を決定するにあたっては、素早く判断をする人、なかなか決断のできない人がいます。また、深く考え計画性のある人と考えの浅い人がいます。
YG性格検査は知覚特性・思考性の2つの側面からその人の判断傾向を見ることができる適性検査です。
知覚特性は先天的であるか、もしくは幼児期形成されますが、思考性はその人自身が性格を意識し、修正していくことによってよい方向に改善ができた事例もあります。
型判定でD型(積極性安定型)の中にも考えが浅く計画性のない人や意欲はあるが行動を伴わない人が行動特性で判ります。型判定だけで決めつけず、行動特性、知的活動特性をよく見て判断することです。
(長谷川好宏著 「YGテスト入門」より)
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