中途採用に知能検査を導入した事例
最近、YG性格検査を採用試験に取り入れられた企業様から採用時の筆記試験についてお問合せをいただきました。
その企業様ではYG性格検査と合わせて従来から実施している基礎学力を問う一般教養試験を実施していらっしゃいました。
一般教養試験を実施すると若い方、最近まで学生だった人の方がよくできるそうで、どうも年齢層が上がるについて結果が下がるそうです。
確かに年齢が上がるにつれて学校で学んできた知識は薄れていきます。日頃使っている漢字でさえ、いざ書こうと思っても出てこないことはよくあることです。では一般教養試験の結果が思わしくなかった人には仕事の能力が無いのでしょうか。試験結果が良かった人は仕事の能力もあるのでしょうか。
必ずしもそうとは言えません。勉強していた年齢から離れると知識は薄れますが、その人自身の能力が下がったわけではありません。ではどうやってその人本来の純粋な能力を測定できるのか、です。
そこでお薦めしたのは「
キャッテルCFIT知能検査」です。
この知能検査の優れているところは、被検者の過去の環境(勉強する環境に恵まれなかった、勉強することに興味が無かった 等)に左右されず、その人の純粋な能力を測定できる知能検査です。
検査内容は問題はすべて図で出題してあるので、学習能力にとらわれない、その方が持っている知能で解いていきます。つまり、その人の潜在能力を測定できる検査です。
キャッテルCFIT知能検査は欧米諸国の教育機関でも使用され、国際的基準による知能指数(IQ)を測定できます。
お問い合わせいただいた企業様は、さっそく従来の試験に替えて、YG性格検査と
キャッテルCFIT知能検査を併用して採用時に実施されています。
次のページへ